今、注目の感染症 2025年34週
(8/18-24)
- 新型コロナウイルス感染症
- 流行しています。ウイルスを含んだしぶきを吸い込むことやウイルスがついた手で口・鼻を触れることで感染します。手を洗いや咳エチケットなど基本的な予防対策が有効です。
- 伝染性紅斑(リンゴ病)
- 流行しています。ウイルスを含んだしぶきを吸い込むことやウイルスがついた手で口・鼻を触れることで感染します。手を洗いや咳エチケットなどの基本的な感染対策が有効です。これまで伝染性紅斑に感染したことのない女性が妊娠中に感染した場合、胎児にも感染し、胎児水腫などの重篤な状態や、流産のリスクとなる可能性があります。妊娠中又は妊娠の可能性がある方は、かぜ症状がある方との接触をできる限り避け、手を洗いやマスクの着用などの基本的な感染予防を行ってください。
- 腸管出血性大腸菌感染症(O157等)
- 年間を通じて発生しますが、夏に増加する傾向があり、和歌山市でも7月5件、8月3件と発生が多い状況が続いています。菌が口から入ることで感染し、激しい腹痛を伴う下痢、続いて血便を起こします。腸管出血性大腸菌は加熱や消毒により死滅します。食品は75℃で1分間以上加熱し、調理器具はしっかり洗浄した後に消毒しましょう。また、人から人への感染を防ぐために、トイレの後や調理前後の手を洗いをしっかり行うことが効果的です。
流行 推移
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