36Wにおいて届出がありましたのでお知らせします。
●アメーバ赤痢(腸管アメーバ) 50歳代 男性
和歌山市内の医療機関の方に対して感染症に関する速報配信を行っています
35Wにおいて届出がありましたのでお知らせします。
●クロイツフェルト・ヤコブ病(古典型) 60歳代 男性
この度、スペインの首都マドリッドにおいてクリミア・コンゴ出血熱の発生が確認され、西ヨーロッパにおいて最初の国内感染例と考えられます。スペインでの今後の感染拡大の可能性は低いと想定されますが、改めて海外渡航者に対し注意喚起を行っていますのでお知らせします。
<クリミア・コンゴ出血熱について>
発生地域:中国西部、東南アジア、中央アジア、中東、ヨーロッパ、アフリカ。
感染経路:ウイルスを保有したマダニに咬まれたり、感染動物(特にヒツジなどの家畜)と接触したりして感染する。
主な症状:2~9日の潜伏期ののち、発熱、関節痛、発疹、紫斑(出血)、意識障害など。
感染予防:草の茂ったマダニの生息する場所に入る場合には、長袖、長ズボンを着用し、素足でのサンダル履き等は避ける。また、家畜などにむやみに触れない。
■クリミア・コンゴ出血熱について(厚生労働省)
現在、麻しんの広範囲の不特定多数の者に接触した事例について報じられております。今後も広範な地域において麻しん患者が発生する可能性がありますので、引き続き麻しん患者を診療した場合は直ちに情報提供をお願いいたします。
この度、市民向けに啓発用のチラシを作成しましたので、ご活用ださい。
■麻しん啓発チラシ→ファイル 931-1.pdf
デング熱 の届出がありましたのでお知らせします。
●10歳代 男性 届出8/29 PCR陽性(DEN-2)
海外(フィリピン)渡航歴あり
全国的に麻しんの患者報告が急増しています。国立感染症研究所感染症疫学センターで2016年1週~33週の麻しん発生動向が取りまとめられましたので、お知らせいたします。麻疹ウイルス遺伝子型については現在2種類の型が検出されています。
■33週 麻しん発生動向 →ファイル 929-1.pdf
■2016第1週から33週報告例 →ファイル 929-2.pdf
麻しんの広域的発生を受け、対応をお願いしているところですが、各種ガイドライン、確保いただきたい検体などをHPに掲載しましたので、お知らせします。
現在、渡航歴のある患者や、その接触者からの麻しん患者の発生が散見されています。広範囲の不特定多数の者に接触した事例についても報じられており、和歌山市においても第33週に1名の届出がありました。今後も広範な地域において麻しん患者が発生し、医療機関を受診する可能性があります。
全国的にも、届出数が増加していることから、今後の発生動向と、発熱や発しんを呈する患者が受診した際は予防接種歴の確認など、ご留意いただきますようお願いいたします。
なお、「麻しん」と臨床診断した場合は直ちに情報提供いただくとともに、精度の高い麻しんの検査診断と感染防止対策を進めるために、PCRによる行政検査を行いますのでぜひ急性期の検体採取にもご協力お願いいたします。
この度、国立感染症研究所においてジカウイルス感染症の診療に関するQ&Aが作成されました。また、「蚊媒介感染症の診療ガイドライン」についても新たな知見を踏まえて、第3版に改訂されていますので、お知らせします。
つきましては、渡航歴や臨床症状等の要件を参考に、ジカ熱の可能性が考えられる患者を診察した場合には、引き続き情報提供をお願いします。
■ジカウイルス感染症の診療に関するQ&A→ファイル 926-1.pdf
■蚊媒介感染症の診療ガイドライン(第3版)→ファイル 926-2.pdf
34Wにおいて届出がありましたのでお知らせします。
●後天性免疫不全症候群(その他) 40歳代 男性