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新型インフルワクチンの接種後副反応報告及び推定接種者数

全国における新型インフルエンザワクチンの接種後副反応報告及び推定接種者数について厚生労働省より報告がありましたのでお知らせします。
【報告のポイント】
① 接種開始第24週~第27週(3月29日~4月26日)の国産ワクチンの医療機関納入数量は、5千人分であった。接種開始からの推定接種者は最大2283万人と考えられる。
② 4月28日現在までの報告に基づく国産ワクチン副反応報告頻度は、推定接種者数の0.01%、うち重篤症例は0.002%と計算された。報告の内容は概ね前回と同様であった。
③ 前回発表以降3月25日から4月28日までに実施要領に基づき受託医療機関から輸入ワクチン接種後の副反応報告が1件報告されている。また、使用成績調査において、副反応が報告されている。
④ 前回発表以降3月25日から4月28日までにワクチン接種後の死亡の報告はなかった。
詳細 → ファイル 132-1.pdf

全国の重症患者・死亡者の概況(4月27日時点)

全国のインフルエンザによる重症患者・死亡者の概況をお知らせします。
■全国の概況(平成22年4月27日時点)→ ファイル 131-1.pdf

16W インフルエンザサーベイ

和歌山市インフルエンザサーベイランス16週(4/19~4/25)が集計されました。
16週 定点あたり患者数 0.07 ファイル 130-1.pdf
全国の報告数

A型肝炎患者の情報提供及び検体確保について

国内において、A型肝炎の発生報告数は、平成19年以降、年間150例前後で推移してきましたが、今年は、届出患者数が例年に比して増加しており、3月までに、すでに111例の届出がありました。
A型肝炎については、糞便中にウイルスが排出され、患者との接触や水、食品等を介して経口的に感染することから、感染症法及び食品衛生法の双方の観点から必要な情報提供及び届出をお願いしているところですが、感染後の潜伏期間が長く、その感染経路も多岐に渡ることから、聞き取りによる感染源の遡り調査が、非常に困難な場合があります。
このような状況において、感染源の共通性を見出すためには、患者の糞便から分離されるウイルス株の分子疫学的手法を用いた解析を行い、集団発生の動向を確認することが極めて重要となります。

 つきましては、A型肝炎の患者を診療した場合は、情報提供及び発生届とともに、患者の糞便検体の確保に努めていただきますようお願い致します。
届出基準   発 生 届

全国の重症患者・死亡者の概況(4月20日時点)

全国のインフルエンザによる重症患者・死亡者の概況をお知らせします。
■全国の概況(平成22年4月20日時点)→ ファイル 128-1.pdf

15W インフルエンザサーベイ

和歌山市インフルエンザサーベイランス15週(4/12~4/18)が集計されました。
15週 定点あたり患者数 0.07 ファイル 127-1.pdf
全国の報告数

全国の重症患者・死亡者の概況(4月13日時点)

全国のインフルエンザによる重症患者・死亡者の概況をお知らせします。
■全国の概況(平成22年4月13日時点)→ ファイル 126-1.pdf

A型肝炎患者報告数の増加について

国内において、下記の通り、本年3月からA型肝炎の患者報告数が増加しております。第11週(3月15日~21日)と第12週(3月22日~28日)では、いずれも13件の報告があり、過去3年間の週別報告数と比べて最多となっておりますので、情報提供いたします。

       H19   H20  H21   H22
第 1週    0     0     0     1
第 2週    0     0     0     1
第 3週    0     0     1     1
第 4週    2     10     0     2
第 5週    2     4     1     5
第 6週    2     1     1     6
第 7週    4     5     0     3
第 8週    5     0     1     1
第 9週    1     0     2     0
第10週    1     1     1     8
第11週    1     1     0     13
第12週    0     1     1     13
届出基準
発生届

14W インフルエンザサーベイ

和歌山市インフルエンザサーベイランス14週(4/5~4/11)が集計されました。
14週 定点あたり患者数 0.00 → ファイル 124-1.pdf
全国の報告数

急性脳症の臨床像

感染症発生動向調査にて報告いただいた急性脳症症例を「新型インフルエンザ(A/H1N1)による急性脳症の臨床像」として国立感染症研究所感染症情報センターにて取りまとめられましたので、お知らせします。
報告書 → ファイル 123-1.pdf